広角28ミリからの12倍ズーム、乾電池も使える「PowerShot SX130 IS」
高倍率ズームレンズを搭載した「PowerShot SX」シリーズのエントリーモデルに「PowerShot SX130 IS」が登場。28ミリからの光学12倍ズームレンズを搭載し、乾電池も使える汎用性の高さが魅力だ。
キヤノンは8月19日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX130 IS」を8月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万円前後。高倍率ズームレンズを搭載した「PowerShot SX」シリーズのエントリーモデルに位置づけられる製品で、既存モデル「PowerShot SX120 IS」では10倍だったズーム倍率は12倍に向上しながらも、価格は低価格に抑えた。
レンズは35ミリ換算28〜336ミリ相当の光学12倍ズームレンズで、PowerShot SX120 ISの36〜360ミリに比べて広角側に強くなったほか、レンズ構成の見直しも行われており、高倍率化しながらもボディサイズは113.3(幅)×73.2(高さ)×45.8(奥行き)ミリとほぼ変わらない。1280×720ピクセルのハイビジョン動画撮影も可能で、動画撮影中のズームも可能なほか、音声もステレオ/サンプリングレート48kHzと高音質に保存する。
エントリークラスの製品として、最小限の操作で撮影できる「らくらくモード」が用意されているほか、撮影状況をカメラが判断して適切なシーンモードを適用する「こだわりオート」も利用できる。こだわりオートの利用時には合計28のシーンを認識し、顔の一部が暗いと判別された際には、光量制御されたフラッシュが発光する「ぴったりフラッシュ」が機能する。これら撮影モードのほか、P(プログラムオート))/Tv(絞り優先オート)/Av(シャッター優先オート)/M(マニュアル)での撮影も可能だ。
撮像素子は1/2.3型 有効1210万画素CCDで、背面液晶は3型(23万画素)。単三形乾電池が利用可能で、アルカリ乾電池で約130枚、ニッケル水素電池で約370枚の撮影が行える(いずれもCIPA規格値)。
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