3D撮影もできるタフネスデジカメ「OLYMPUS μTough TG-310」
タフネスデジカメ“μTough”シリーズの最新製品「OLYMPUS μTough TG-310」が登場。カジュアルなデザインのボディにタフネス性能と3D撮影機能も搭載した。
オリンパスは1月12日、コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS μTough TG-310」を2月末より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万5000円前後。
タフネスデジカメ“μTough”シリーズの最新製品で、水深3メートルまでの防水性能(IPX8相当)と砂ボコリなどに対する「防じん性能」(IP6X相当)、それに高さ1.5メートルからの落下に耐える「耐衝撃性能」、−10度までの低温でも問題なく動作する「耐低温性能」をカジュアルなデザインのボディに搭載した。
撮像素子は1/2.33型 有効1400万画素CCDで、35ミリ換算28〜102ミリの3.6ズームレンズを組み合わせる。手ブレ補正はCCDシフト式と電子式を組み合わせた「DUAL IS」を採用している。1280×720ピクセルのハイビジョン撮影機能(コーデックはMPEG-4 AVC/H.264)を搭載しており、水中や雪上での動画撮影も行える。
撮影機能としては「ポップ」「ピンホール」「フィッシュアイ」「スケッチ」「ウェディング」「ロック」「水彩」「クリスタル」のマジックフィルターのほか、カメラを横に振りながら撮影することで3Dテレビなどで楽しめる3D写真を撮影できる「3Dフォト」撮影機能、犬猫の顔を検出して自動的にピントを合わせる撮影モード「ペットモード」などを備えている。
背面液晶は2.7型(約23万画素)で、サイズは96.3(幅)×63.4(奥行き)×22.7(奥行き)ミリ、155グラム(バッテリー、メモリーカード含む)。バッテリーは本体に装着したままパソコンのUSB端子から充電が行える。
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