GPSや気圧計も搭載したタフネスデジカメ「DMC-FT3」
パナソニックは耐水・防じん・耐衝撃・耐低温構造を備えたタフネスデジカメ「DMC-FT3」を発売する。既存製品よりタフネス性能を高め、GPSや気圧計なども搭載。フルHD動画にも対応した。
パナソニックは1月25日、コンパクトデジタルカメラ“LUMIX”「DMC-FT3」を2月25日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万7000円前後。
耐水・防じん・耐衝撃・耐低温構造を備えたタフネスデジカメの新製品。既存製品「DMC-FT2」よりもタフネス性能が高められ、IPX8(継続的に水中に沈めても有害な影響の生じる水の進入がない)による水深12メートルの水中でも撮影できる防水性能と、IP6X(防じん試験用粉じんが入っても所定の動作や安全性を損なわない)の防じん性能、マイナス10度の低温環境でも動作する耐低温性能、MIL-STD準拠の2メートルの落下に耐える耐衝撃性能を備えた。
新たにGPSと方位計、気圧/高度(水深)計を搭載し、現在地や方位、気圧、高度(水深)といった環境情報を写真データに付加できる。GPSについては昨年春発表の“旅カメラ”「DMC-TZ10」に比べアルゴリズムなどの改良によって測位速度を速めたほか、約100万件のランドマーク(日本国内については約7万件)を収録する。
撮像素子は1/2.33型 有効1210万画素ハイスピードCCDで、レンズには屈折光学式の35ミリ換算28〜128ミリの光学4.6倍「LEICA DC VARIO-ELMAR」レンズを組み合わせる。 シーン認識機能「おまかせiA」は既存モデルに引き続き搭載されており、新たに搭載したフルハイビジョン動画撮影中でも機能する。動画についてはAVCHD/MotionJPEGいずれの形式にも対応する。
本体サイズは103.5(幅)×64(高さ)×26.5(奥行き)ミリ、約197グラム(バッテリー、メモリーカード含む)。本体前面には夜間照明としても利用できるLEDライトを搭載する。
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