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写真を通じて心の復興支援 高校写真部による震災復興応援プロジェクト
被災地への応援メッセージについて、返事を被災地からも発信することで、双方向での復興を目指すプロジェクトが高校写真部によって企画され、実施される。
埼玉栄高等学校写真部と宮城県柴田農林高等学校写真部は、5月28・29日に宮城県仙台市の勾当台公園にて開催される「とうほく元気祭り」の会場で、「高校写真部による東日本大震災復興応援プロジェクト」の一環として写真の展示と撮影を行う。
展示されるのは埼玉栄高等学校写真部が撮影した被災地への応援メッセージで、同時に会場では、このメッセージに対する返事メッセージの撮影およびプリント、展示も行われる。一方的なものになりがちな被災地へのメッセージについて、返事のメッセージを被災地からも発信することで、双方向での復興を目指す。
2校は高校写真部の甲子園「写真甲子園」を通じた交流を持っており、「写真部にできることは何か」を考えた埼玉栄高校写真部のメッセージを宮城県柴田農林高等学校写真部が受け取る形でこのプロジェクトが企画された。
この写真を介した応援と返事メッセージの交換は5月末から被災地各地にて撮影・展示が行われる予定で、7月26日より北海道上川郡にて開催される「写真甲子園」の会場では、これらの応援・返事メッセージの展示が行われる。また、関東地区でも応援・返事メッセージの展示が予定されている。
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