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今日から始める単焦点レンズ(2)――お散歩写真を上手に撮るコツデジイチ初心者応援(2/2 ページ)

今日からはじめる単焦点レンズ第2回は、お散歩での撮影に単焦点レンズを使ってみたいと思います。単焦点レンズを使って、よりよく見せるためのコツを考えていきましょう。

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キヤノン「EOS Kiss X5」&「EF28mm F2.8」

 キヤノン「EF28mm F2.8」は、キヤノンのAPS-Cサイズの一眼レフデジカメで使う場合、35ミリ換算約44.8ミリの焦点距離となります。EOS Kiss X5とのマッチングでは、絞り開放は若干甘めの印象ですが、ハロと呼ばれる画面が白いモヤっぽく見えることはなく、発色やコントラストに関しては申し分ありません。レンズ自体は焦点距離28ミリの広角レンズなので、強烈に溶けるようなボケではなく、何が写っているのかわかる程度にボケていくイメージで、絞り開放でもコントロールしやすいレンズです。

photophoto キヤノン 「EOS Kiss X5」&「EF28mm F2.8」
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普通に会話する距離で撮影できるので、人物スナップを撮るには使いやすい組み合わせといえます。 F2.8 1/50秒 ISO100
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堤防のイラストを正面から撮っても左右の広がりが出せないので、横から近づいて撮影しました。F2.8 1/1600秒 ISO100
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44.8ミリ相当で風景を撮ると、あまり広がり感は出ないので「これを撮りたかったという物」をはっきりさせた方がいいと思います。 F5 1/320秒 ISO100
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柵を留めている金具の片面だけ錆びていたのでそれを撮影。説明的に引きで撮影せず、この様に寄って撮影するとサイズ感が伝わらず「なんだこれ?!」という印象を与えることができたかと思います。F3.5 1/250秒 ISO100
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ちょうちんの赤とのれんの青だけが見えるポイントを探して撮影。もう少し絞った方がよかったかもしれません F2.8 F2.8 ISO100
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肉眼で見る景色を切り出したような雰囲気を出しやすい焦点距離です。レンズ1本の場合は、寄りと引き」を意識することでメリハリをつけたいところです。F2.8 1/40秒 ISO125

パナソニック 「LUMIX DMC-GF2」&「LUMIX G 20mm F/1.7 ASPH」

 パナソニック「LUMIX G 20mm F/1.7 ASPH」は、DMC-GF2装着時に35ミリ換算約40ミリ相当となるレンズです。コンパクトなボディ&レンズなのでまさに散歩での持ち歩きに最適な組み合わせといえます。40ミリという焦点距離を使いこなしつつ、F1.7という明るさも楽しみたいところです。

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絞り開放を感じさせないメリハリの付いた描写。 F1.7 1/4000秒 ISO100
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DMC-GF2はその小型軽量さもあってお散歩カメラとして使いやすい。ボケを生かせるF1.7も魅力。F1.7 1/2500秒 ISO100
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解放F値はF1.7ですが、ある程度被写体までの距離を空けるとほどよい被写界深度となります。アーケードの入り口と出口のボケの差に距離感を感じられます。 F1.7 1/3200秒 ISO100
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「ふと立ち寄った店先」のイメージ。実際に椅子に座るとここまで目線は低くはなりませんが、写真的にここまで演出すると臨場感がでます。 F1.7 1/1300秒 ISO100 露出補正−0.7
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店の奥行きがあまりないので、横からクマのぬいぐるみ越しにおもちゃがいっぱいある雰囲気で撮影。 F1.7 1/500秒 ISO100 露出補正+0.7
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全体を入れるのか、クローズアップするか、サイズ感が伝わらないようはみ出させるのか、1つの物を撮るだけでもさまざまな撮影方法があるのが面白いところ。 F1.7 1/1000秒 ISO100 露出補正−0.7

モデル:ようか( http://ameblo.jp/youka999/ )

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