レビュー
初心者もハイアマも満足、懐の広さが魅力の1台――ソニー「NEX-C3」(4/4 ページ)
ソニー「NEX-C3」はNEX-3の後継機だが、各所の改良によって、前モデルよりターゲットが幅広くなり、コンデジからのステップアップ層にもハイアマ層にも使いやすい懐の広い製品となった。
「パートカラー 黄色」 部分的に色を残すパートカラーは、青、緑、赤、黄の4つが用意されており、色の変更はできない。これはパートカラーの黄色。黄色以外は白黒に。なかなかいい感じ。1/500秒 F8 ISO200
作例(2)
続いて、ソニーらしいHDRと手持ち夜景を
最後に普通の作例と感度別作例をいくつか。
64ミリ相当でお寺を。もうちょっと露出抑えめでもいいかなと思うが、それはまあ撮る側が調整すればよいこと。レンズ周辺部の描写力や微妙に糸巻き型にゆがんでいる点など細かく見れば気になる点はあるが、コンデジ感覚で気軽に持ち歩いてこのクオリティで撮れれば文句はない。多少のゆがみはカメラ内で補正してくれてもいいとは思うが。1/250秒 F5.6 ISO200
室内で猫の顔をアップで。ISO1600で1/25秒。もうちょっとISO感度を上げたいときはiAUTOモードから離れる必要がある。室内でこれだけ気軽に撮れるのはAPS-Cサイズセンサー搭載機ならでは。1/25秒 F5.6 ISO1600
木々のせいで日差しが入らず非常に暗い場所だったので、ISO6400までマニュアルで上げて撮影。ここまで上げるとさすがに細部はノイジーだが、ISO6400でこれなら使えると思う。1/125秒 F5.6 ISO6400
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