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リコー、被災写真をデジタル化する「セーブ・ザ・メモリー プロジェクト」
リコーが東日本大震災で汚れたり破損した写真を修復、デジタル化する「セーブ・ザ・メモリー プロジェクト」を立ち上げた。
リコーは東日本大震災の復興支援活動として、各地方自治体と連携し、震災によって汚れたり破損した写真を修復、デジタル化する「セーブ・ザ・メモリー プロジェクト」を立ち上げた。
自治体によって回収洗浄された写真を同社複写機にてデジタル化し、そのデータはオンラインストレージ「クオンプ」へ保管する。持ち主へは各自治体を通じて、写真元本とデータを届ける。まずは南三陸町、陸前高田市にて活動を開始する。
また、同社では8月9日から5週間にわたって同社グループ社員95名が陸前高田市でボランティア活動に参加し、写真をはじめとした回収品の分類整理など、本プロジェクトとも連動した活動を行う予定となっている。
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