夜もキレイ、スリムな10倍ズーム「COOLPIX S6200」
ニコンはコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」の新製品として「COOLPIX S6200」を発売する。10倍ズームレンズを搭載しながら薄型鏡胴などの採用で厚みを押さえた。
ニコンは8月24日、同社コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」シリーズの新製品として「COOLPIX S6200」を9月22日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万8000円前後。
「COOLPIX S6100」の後継にあたるスリムコンパクトデジカメで、撮像素子こそ前モデルと同様だが(前モデルの6100でも有効1610万画素 裏面照射型CMOSセンサーを搭載していた)、レンズを光学7倍(35ミリ換算28〜196ミリ相当)から光学10倍(25〜250ミリ相当)へと高倍率化した。
レンズは光学10倍ズームレンズへと高倍率化したが、新設計の薄型鏡胴と高密度実装によってボディサイズは約93(幅)×56.7(高さ)×25.4(奥行き)とほぼ前モデル(約97.9×58.0×26.6ミリ)と同様のサイズに収まっている。
ノイズ低減処理技術による高感度低ノイズ撮影、モーション検知、レンズシフト方式手ブレ補正(VR)機能、フラッシュ制御を組み合わせた「夜撮りキレイテクノロジー」も引き続き搭載しており、暗い場所や夜景撮影での失敗を抑制してくれる。
デジタルフィルターの「スペシャルエフェクト」はソフト/ノスタルジックセピア/硬調モノクローム/ハイキー/ローキー/セレクトカラーの6種類を撮影時に適用できるほか、ソフト/セレクトカラー/クロススクリーン/魚眼効果/ミニチュア効果/絵画調の4効果については撮影後に画像へ適用できる。
輝度調整機能を備えた背面液晶は2.7型(約23万画素)で、動画は1280×720ピクセルのハイビジョン動画を撮影できる。動画コーデックはMPEG-4/AVC H.264でファイル形式は.MOVとなっている。
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