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GRDIII、最終ファームアップ GRDIVの一部機能も利用可能に
リコーが「GR DIGITAL III」用拡張ファームウェアの第5弾を提供する。適用することで、後継モデル「GR DIGITAL IV」の機能も一部利用可能となる。
リコーは9月15日、「GR DIGITAL III」用拡張ファームウェアの第5弾を10月中旬より提供開始すると発表した。本ファームウェアを適用することで、後継モデル「GR DIGITAL IV」の機能も一部利用可能となる。なお、GR DIGITAL III用拡張ファームウェアの提供は今回が最終となる。
適用することで拡張される機能は以下の通り。
- 「コントラストブラケット」の追加――コントラスト(5段階調整可能)設定を変更した3枚の写真を自動的に撮影する
- ADJ.レバー設定拡張――現状では4つまでの機能割り当てとなっている、ADJ.レバーへ5つまで任意の機能を割り当てることが可能となる。
- ISO[AUTO-HI]設定機能追加――ISO[AUTO-HI]時、ISO上限設定切り替え及びISO感度切り替えポイント設定が可能となる。
- 「ハイコントラスト白黒」の設定機能追加――「ハイコントラスト白黒」撮影時に周辺減光をOFF/弱/強と調整可能になる。
- メタルレンズキャップ「GL-1」対応――10月中旬に発売されるオプションのメタルレンズキャップ「GL-1」着用時、電源が押されてもレンズがせり出さない。
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