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次世代高速メモリーカード「XQD」、ソニーが発売
サンディスクとソニー、ニコンの3社が提唱し、CFAが採用した次世代高速メモリーカード「XQD」の第一弾カードがソニーから発売される。
ソニーは1月6日、デジタルカメラ向け次世代メモリカード「XQDメモリーカード」を2月15日より販売開始すると発表した。16Gバイト版「QD-H16」と32Gバイト版「QD-H32」が用意され、価格はオープン。実売想定価格は16Gバイト版が2万円前後、32Gバイト版が3万3000円前後。
「XQD」は同社とサンディスク、ニコンの3社が提案、コンパクトフラッシュアソシエーション(CFA:CompactFlash Association)が採用したメモリカード規格。ATAではなくPCI Expressをインタフェースに採用するなどの措置により、将来的には5Gbpsまでの高速転送に対応する。容量についても理論的には2Tバイト越えが可能となっている。なお、同日発表されたニコン「ニコン D4」が対応を発表している。
QD-H16/32の実行読み書き速度は1Gbps(125MB/秒)で、ニコン D4装着時には約100コマの連続撮影にも対応する。ソニーからはカードのほか、USB3.0対応のカードリーダー「MRW-E80」、PCI Expressカードアダプター「QDA-EX1」も販売される。
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