広角25ミリからの10倍ズーム、厚さ21ミリのスリムモデル「DMC-SZ7」
パナソニックが“LUMIX”の新製品として、35ミリ換算25〜250ミリ相当の光学10倍ズームレンズを搭載しながら、厚さを21ミリに押さえたスリムモデル「DMC-SZ7」を発売する。
パナソニックは1月31日、コンパクトデジタルカメラ“LUMIX”の新製品「DMC-SZ7」を2月16日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円前後。
35ミリ換算25〜250ミリ相当の光学10倍ズームレンズを搭載しながら、厚さを21ミリに押さえたスリムモデル。高倍率ズームレンズ搭載モデルながら、AFポイントを関知するセンサーの駆動を高速化することで、最速0.1秒という高速AFも同時に実現している。
撮像素子には高感度タイプの1/2.33型 有効1410万画素MOSセンサーを搭載しており、高感度撮影時のノイズを低減するため、エッジ部などに最適なノイズリダクションを施す「3NDR技術」と、明暗部のノイズ量を見分けてノイズリダクションを施す「マルチプロセスNR技術」を備える。本機構と高感度センサー、それに画像処理エンジン「ヴィーナスエンジン」を組み合わせることで既存製品比でノイズ量を半減させたという。
撮影機能としては既存モデルと同様、被写体認識と自動設定を行う「おまかせiA」が用意されているが、新たに連写合成することで被写体を適切な明るさで撮影する「iHDR」が加えられた。シーンモードには、ガラス越しでもキレイに撮れる「ガラス越し」も用意された。
動画はMP4/AVCHDでの録画に対応しており、いずれの形式でも1920×1080ピクセルのフルハイビジョン動画を撮影できる。なおいずれもセンサー出力は30コマ/秒となっている。本体サイズは99(幅)×59.4(高さ)×21(奥行き)ミリ、約133グラム(バッテリー、SDメモリーカード含む)。カラーはブラック、ピンク、ブラウン、ホワイトの4色を用意する。
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