2眼式でフルHD3D、ワイド&ズームの同時撮影も可能な「DMC-3D1」
パナソニックが撮像素子とズームレンズをそれぞれ2つ搭載し、3DフルHDを撮影可能な“LUMIX”「DMC-3D1」を発売する。片方は広角で、片方は望遠でという「ワイド&ズーム同時撮影」も行える。
パナソニックは1月31日、コンパクトデジタルカメラ“LUMIX”の新製品「DMC-3D1」を2月16日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。
撮像素子とズームレンズをそれぞれ2つ搭載した2眼式のコンパクトデジタルカメラで、3Dの静止画と動画を撮影できる。3D静止画はMPO形式、3D動画は1920×1080ピクセル/60i(センサー出力は30コマ/秒)のフルハイビジョン、サイドバイサイド方式で保存される。2D/3D撮影は本体スイッチで素早く切り替えることが可能だ。
撮影した3D静止画/動画は本体と3DテレビをHDMI接続して楽しめるほか、同社3D対応薄型テレビ「ビエラ」およびデジタルレコーダー「ディーガ」ならば、SDメモリーカードに保存された3D静止画/動画をカードスロットからそのまま再生できる。
レンズは35ミリ換算25〜100ミリ相当の光学4倍ズームレンズ。搭載されている2つのレンズユニットは独立しての動作も可能となっているため、片方は広角で、片方は望遠でという同時に異なる画角での撮影「ワイド&ズーム同時撮影」も行える。撮像素子は1/2.3型 有効1210万画素 MOSセンサーを搭載する。
2D静止画/動画撮影時には被写体認識によって、「人物」「風景」「夜景」などをカメラが自動認識して最適な設定を施してくれるほか、動画についてはAVCHD/MP4の記録形式を選択可能となっている。
背面液晶はタッチパネルの3.5型(46万画素)で、本体サイズは108(幅)×58.5(高さ)×24.1(奥行き)ミリ、約193グラム(バッテリー、SDメモリーカード)。カラーはブラックのみ。
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