動画機能強化、情報豊富なタフネスデジカメ「DMC-FT4」
パナソニックは耐水・防じん・耐衝撃・耐低温構造を備えたタフネスデジカメ「DMC-FT4」を発売する。豊富なセンサーは既存モデルを踏襲し、MP4/フルHDなど動画関連機能を強化した。
パナソニックは1月31日、コンパクトデジタルカメラ“LUMIX”の新製品「DMC-FT4」を3月8日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万5000円前後。
「DMC-FT3」(レビュー)の後継となるタフネスモデルで、水深12メートルでの利用に耐える防水性能、防じん、対衝撃性能、マイナス10度の環境でも動作する耐低温性能を兼ね備える。
GPSおよび方位計、気圧/高度計と各種センサーも引き続き搭載。GPSは高度計と連動させることで計測精度を高めたほか、高度計履歴機能も新たに搭載しており、高度計履歴の開始/終了を設定することで登山時に撮影した写真を高度計履歴機能と連動させながら閲覧するといったこともできる。
撮像素子は1/2.33型 有効1210万画素ハイスピードCCDで、レンズには35ミリ換算28〜128ミリ相当の光学4.6倍ズームレンズを組み合わせる。ズームについては、超解像iAズームを併用することで9.3倍までの望遠が可能だ。動画撮影については独立した録画ボタンが用意されており、MP4/AVCHDのいずれでも1920×1080ピクセルのフルハイビジョン動画を撮影できる。
本体サイズは103.5(幅)×64(高さ)×26.5(奥行き)ミリ、約197グラム(バッテリー、SDメモリーカード含む)で、本体前面には撮影時以外にも利用できるLEDライトを備えている。カラーはサンライズオレンジ、プレシャスシルバー、ウルトラマリンブルーの3色。
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