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キヤノン、光学系見直しで画質を高めた大口径標準ズーム「EF24-70mm F2.8L II USM」
キヤノンはスーパーUDレンズ1枚の採用をはじめとした光学系の見直しを行い画質を高めた大口径標準ズーム「EF24-70mm F2.8L II USM」を発売する。
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キヤノンは2月7日、EOSシリーズ用交換レンズ「EF24-70mm F2.8L II USM」を4月より販売開始すると発表した。価格は24万1500円。
「EF24-70mm F2.8L USM」の後継製品で、スーパーUDレンズ1枚の採用をはじめとした光学系の見直しを行い画質を高めたほか、メカ構造の改良と小型化も進めた。
レンズ構成はスーパーUDレンズ1枚、UDレンズ2枚、高精度非球面レンズ3枚を含む13群18枚構成で、絞りは9枚絞り羽根による円形絞り。リングUSMと高速CPUの搭載、アルゴリズムの最適化によりAF速度の高速化も進めた。AF後に微調整可能なフルタイムマニュアルフォーカス機構も搭載する。
各所にシーリングを施すことで防じん・防滴仕様としたほか、最前面と最後面のレンズにはフッ素コーティングによって撥油・撥水性も高めた。ズーム繰り出し部分の保持部材も強化しており、全体的な耐久性向上も図られている。
フィルター径は82ミリで、最短撮影距離は0.38メートル、最大撮影倍率は0.21倍。サイズは113(全長)×88.5(最大径)ミリ、805グラム。
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