ニュース
「世界初」手ブレ補正搭載広角単焦点レンズ「EF24mm F2.8 IS USM」「EF28mm F2.8 IS USM」
キヤノンが広角単焦点レンズとしては世界で初めて(同社)、手ブレ防止機構を搭載した「EF24mm F2.8 IS USM」「EF28mm F2.8 IS USM」を発売する。
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
キヤノンは2月7日、EOSシリーズ用交換レンズ「EF24mm F2.8 IS USM」「EF28mm F2.8 IS USM」を6月より販売開始すると発表した。価格はEF24mm F2.8 IS USMが8万4000円、EF28mm F2.8 IS USMが7万9800円。
広角単焦点レンズとしては世界で初めて(同社)、手ブレ防止機構を搭載した製品で、手ブレ補正機構はシャッタースピード約4段分の補正効果を持つ。レンズ構成はEF24mm F2.8 IS USMが9群11枚、EF28mm F2.8 IS USMが7群9枚で、いずれもガラスモールド非球面レンズの採用によって収差を補正するほか、レンズ配置とコーティングによってフレアやゴーストも抑制した。
既存製品「EF24mm F2.8」「EF28mm F2.8」に比べ最短撮影距離が短縮されており(最短撮影距離はEF24mm F2.8 IS USMが0.2メートル、EF28mm F2.8 IS USMが0.23メートル)対象に接近しての撮影が可能となった。AF後に微調整可能なフルタイムマニュアルフォーカス機構も搭載する。
サイズはEF24mm F2.8 IS USMが55.7(全長)×68.4(最大径)ミリ、280グラム。EF28mm F2.8 IS USMが51.5×68.4(同)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
デジタル一眼レンズの楽しみ:第5回 望遠ズームで朝日や夕日のシルエットを狙う――キヤノン「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」
冬は昼間でも太陽の位置が低いため、逆光や斜光を生かした写真が撮りやすい季節です。今回は、高品位な質感と高速AFを誇るキヤノンの望遠ズームを用い、太陽の光と反射、シルエットを狙ってみました。
デジタル一眼レンズの楽しみ:第4回 夜景とボケを楽しめる明るい単焦点レンズ――ソニー「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」
きらめく夜のイルミネーションが街のあちこちで見られるシーズンになりました。今回は、そんな夜の輝きをつややかに撮影できるレンズ、NEX用の広角単焦点を使ってみました。
デジタル一眼レンズの楽しみ:第3回 1本で2度おいしい魚眼ズーム――キヤノン「EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM」
目の前の光景を丸い画面の中にすっぽりと封じ込める全周魚眼レンズ。しかも、ズームすることで対角線魚眼にも変身する。そんなユニークな魚眼ズームを使って、日常に潜む異空間を撮ってみました。
デジタル一眼レンズの楽しみ:第2回 ライカ印のコンパクトマクロ――パナソニック「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.」
デジタル一眼のユーザーなら、マクロレンズで接写を楽しんでいる人は多いはず。マクロレンズとは、被写体に接近し、小さなものを大きく写せるレンズのこと。今回は、携帯性と描写性を兼ね備えたライカ印のマクロレンズを使ってみました。
デジタル一眼レンズの楽しみ:第1回 風景をまるごと写す超広角ズーム――シグマ「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」
デジタル一眼のユーザーならレンズ選びにはこだわりたいところ。どのレンズを使うと、どんな写真が撮れるのか。交換レンズの魅力を作例写真で伝えつつ、お勧めの撮影スポットを紹介する連載の第1回。シグマの超広角ズームを使ってみました。

