小型ボディに10倍ズームとタッチパネル ソニー「DSC-WX170」
ソニーが小型ボディに35ミリ換算25〜250ミリの光学10倍「Gレンズ」と3型タッチパネル液晶を搭載したサイバーショット「DSC-WX170」を発売する。
ソニーは7月24日、コンパクトデジタルカメラ“サイバーショット”の新製品「DSC-WX170」を8月3日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円前後。
新製品は92.3(幅)×52.4(高さ)×21.5(奥行き)ミリ、約119グラム(バッテリー、メモリカード含む)の小型ボディに35ミリ換算25〜250ミリの「Gレンズ」光学10倍ズームレンズを搭載、撮像素子は1/2.3型 有効1820万画素の裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”で、画像処理エンジンには「BIONZ」を組み合わせる。
春モデル「DSC-WX100」も同様の10倍ズームレンズを搭載するが、新製品は背面に3型タッチパネル液晶(約92万画素)を搭載することで操作性も高め(WX100は2.7型)、同時にわずか5グラムではあるが軽量化も図られている。
連写合成もカメラの判断で自動にて行われる撮影モード「プレミアムおまかせオート」での撮影時には、最大33のシーンを自動認識し、最高ISO12800の高感度撮影に対応する。フル画素(1820万画素)で最大10コマ/秒の高速連写機能も搭載する。暗所でも最速約0.20秒で合焦するAF性能もWX100より継承されている(明るい場所では最速約0.13秒)。
動画はAVCHD/1920×1080ピクセルのフルハイビジョン撮影が可能で、動画撮影時には、光学/電子式の併用でブレを抑える「光学式手ブレ補正(アクティブモード)」も利用できる。撮影機能としては3D静止画、スイングパノラマ、デジタルフィルター「ピクチャーエフェクト」(9種類)などを利用できる。
→ソニーストアで「DSC-WX170」をチェックする
ピタッとズーム10倍のタッチパネル高性能コンパクト。価格は2万9980円(税込/予定)
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