ニュース
シグマ、大口径望遠ズームレンズ「SIGMA 120-300mm F2.8 DG OS HSM」発売
シグマが「S」(Sports)セグメントのサンニッパレンズを発売する。別売のUSB DOCKを利用することでAF駆動範囲や手ブレ補正効果の調整も行える。
シグマは1月7日、大口径望遠ズームレンズ「SIGMA 120-300mm F2.8 DG OS HSM」を3月より販売開始すると発表した。価格は40万9500円。シグマ、キヤノン、ニコンの各マウント向けが用意されるが、ニコン用については発売日未定となっている。
photokina 2012で発表された新コンセプト「Contemporary」「Art」「Sports」のなかでは「S」(Sports)セグメントにあたる大口径ズームレンズ。各所に防じん防滴構造を採用し、FLDガラス2枚とSLDガラス1枚によって「単焦点レンズに匹敵する高画質」(同社)も実現した。
インナーフォーカス/ズーム構造によって軽快な取り回しが可能なほか、AF駆動範囲を調整するフォーカスリミッターも装備。別売のUSB DOCKを利用することでAF駆動範囲の任意調整も行える。USB DOCKを利用すればAF駆動範囲のほか、AF速度や手ブレ補正(OS)の調整も行える。手ブレ補正機構はシャッタースピード約4段分の効果を持つ。
レンズ構成は18群23枚で最短撮影距離は1.5〜2.5メートル。最大撮影倍率は1:8.1(200mm時)。サイズは121.4(最大径)×291(全長)ミリ。フィルターサイズは105ミリ(数値はいずれもシグマ用)。パッケージにはケース、フード(LH1220-01)、ショルダーストラップ、三脚座(TS-51)が付属する。
関連記事
- 新コンセプトレンズ第一弾「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」発売日が決定
シグマがphotokinaにて発表した新コンセプトに基づくレンズの第一弾「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」の発売日が決定した。 - シグマ、「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」購入者にUVフィルターをプレゼント
シグマが「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」購入者にUVフィルターをプレゼントするキャンペーンを10月27日より実施する - photokina 2012:photokina2012を読み解く3つのキーワード
世界最大の写真関連見本市「photokina 2012」が閉幕した。数多くの新製品が登場し、各社ブースは盛り上がりを見せたが、展示会全体を見渡すと浮かび上がるキーワードがある。それが「フルサイズ」「スマホ」「ネットワーク」だ。 - デジタル一眼レンズの楽しみ:第11回 望遠マクロで迫る最短47センチの世界――シグマ「APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM」
誰でも手軽に楽しめる身近な被写体でありながら、意外と奥が深く、センスや技術が問われるのが花や昆虫のクローズアップ撮影です。シグマの望遠マクロを使って、そんな接写に挑戦してみました。 - シグマが新コンセプト提案、新レンズも3新製品発表
シグマがphotkinaのプレスカンファレンスにて「Contemporary」「Art」「Sports」と題された、新たなコンセプトを提案。新提案に沿った新レンズも3製品発表した。今後のレンズ新製品はこのコンセプトに集約されていく。 - シグマ、AF高速化やISO感度範囲設定などDP2 Merrill最新ファームウェア
シグマが「SIGMA DP2 Merrill」の最新ファームウェアを提供開始した。AF高速化や不具合修正が図られるほか、ISO感度の範囲設定なども可能になる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.