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AF高速化やMF操作性向上など、「FUJIFILM X100」に最新ファームウェア
富士フイルムが「FUJIFILM X100」の最新ファームウェアを提供開始する。適用することでAF速度やマニュアルフォーカス時の操作性などが向上する。
富士フイルムは10月18日、高級コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100」(製品レビュー)の最新ファームウェアを同日より提供開始すると発表した。
最新ファームウェアのバージョンは「Ver2.00」で、適用することで「AFスピードの高速化」「近接撮影時の合焦時間短縮」「MFピーキング機能の追加」「フォーカスリングのピント追従性向上」「起動時間の高速化」「フォーカスエリア選択の操作性向上」などの改善が果たされる。AFスピードについては新ファームウェアを適用することで、従来比20%の高速化を実現するという。
FUJIFILM X100はFUJIFILM Xシリーズの第1弾として2011年3月に販売開始開始されたモデルで、現在は後継製品の「FUJIFILM X100S」が販売されている。
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