レビュー
上位モデル食い?侮れない一眼レフ入門機、ニコン「D3300」(4/4 ページ)
光学ファインダーで撮りたい。けど重いのはヤダ。よろしい、ならば「D3300」だ。という感じである。ローエンドを担うモデルながら中身は上位機「D5300」同等で写りも良いし、安っぽさもない。それに小さくて軽いというのは何物にも代えがたい。
発光禁止モードで撮った夜景。特に暗い方向を選んで撮ったのだが、思ったより露出が抑えられて夜っぽくなった。多くのカメラはこういうシーンでオートで撮ると露出オーバー気味になっちゃうのだ。ただ、ISO感度はISO4500まであがった。感度は容赦なく上げ、高速シャッタースピードを維持するという趣向だ F3.5 1/60秒 ISO4500
菜の花を望遠端で。背景が暗かったので-0.67の露出補正をかけて絞り優先で撮影。キットレンズはAF時は28センチ、MF時は25センチまで寄れる F5.6 1/400秒 ISO100 露出補正-0.67
ちょっと暗めの部屋で猫が毛繕いをしていたので、50mm F1.8の単焦点レンズをつけ、ISO6400に感度を上げて1/250秒で撮影。ディテールは少しざらつくが部屋の暗さを考えるとなかなか F1.8 1/250秒 ISO6400 露出補正+0.7
関連記事
- ニコン、沈胴式レンズ付属でコンパクトなニューエントリー「D3300」
ニコンがエントリー向けデジタル一眼レフ「D3300」を発売する。2400万画素センサーを搭載しながら付属標準ズームレンズを一新、カメラシステムとしての小型化を進めた。 - レビュー:2400万画素新センサーの実力は――ニコン「D3200」
2400万画素の新センサーをエントリーモデルに投入して来たニコン。数値では上位機種を上回る「D3200」の描写力はどうなのだろうか。 - レビュー:快適なWi-Fi、バリアングル液晶も備えた高機動一眼レフ ニコン「D5300」
ニコンのWi-Fi搭載一眼レフ「D5300」を試用した。エントリーとして十分な機能性と画質を備えており、Wi-Fiによるスマホ転送も快適。キットレンズの利便性も高く、初めての一眼レフとして勧めやすい。 - レビュー:“2013年型 DXフォーマット機”として進化したミドルクラス――ニコン「D7100」
名機と知られる「D7000」の後継、「D7100」は長所をもれなく継承し、ローパスレスや2410万画素センサー、クロップモードと個性も加味した。ミドルレンジのデジタル一眼レフとしては満足の進化といえよう。 - レビュー:ニコン党待望、メカニカル操作を極めたフルサイズ一眼――ニコン「Df」
似たような製品ばかりになりつつある今のデジカメ市場で、ひときわ個性的な存在といえるのがニコン「Df」だ。アナログ感覚の操作系は使いやすいのか、それとも単なる懐古趣か。 - 「D700」ユーザー目線で見るニコン「D610」、その実力
ニコンのフルサイズ機「D610」は前機種「D600」から大きな仕様変更こそないものの、2代目ともなると完成度が気になるところ。同じフルサイズ機である「D700」ユーザー目線からチェックしてみたい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.