最強の広角系スナップコンデジ RX100がさらに進化 ポップアップ式EVFと新レンズが魅力的な「RX100 III」実力診断（4/5 ページ）

サイバーショット「RX100」が切り開いた、気軽に持ち歩いて気軽に撮れてこのサイズ、画質も文句なしというポジションをさらに進化させたのが、この「RX100 III」。EVFや新レンズなど見どころも多いが、それを意識させないのがスゴいのだ。

[荻窪圭，ITmedia]

作例（1）

25mm 1/160秒 F2.8 ISO125

　絞り優先AEでポートレートを。夕刻の陽射しで少し赤みが出ている。その辺、すごく素直な絵づくりといえる。

1/125秒 F5.6 ISO125

1/250秒 F4 ISO125

　プレミアムおまかせオートで広角端（上）と望遠端（下）で。イマドキのカメラとしてはズーム倍率は低いが、サイズとクオリティを考えれば問題なし。

8mm 1/125秒 F4 NDフィルタ ISO125 HDR

　こちらもプレミアムおまかせオートで撮影。かなりの逆光でアンダーになるかと思いきや自動的にHDRがかかり、逆光が強かったのでNDフィルタが自動的にオンになり、この写りとなった。予想以上にちゃんと撮れててびっくり。

モニタがチルトするのでこういうアングルも撮りやすい。プレミアムおまかせオートで　8mm 1/640秒 F4 ISO125

HDRもDRO（ダイナミックレンジオプティマイザー）もオフの状態で撮ったツツジ（写真=左）と、HDRオン（写真=右）で撮ったツツジ 8mm 1/400秒 F1.8 NDフィルタ ISO125

12mm 1/40秒 F2.8 ISO400

　シーンモードの「料理」で撮影した抹茶とあずきのパフェ。レンズが明るいので室内での撮影も強くてうれしい。

美肌モードはどんな撮影モードでも別途オンにできる。左の写真が美肌モード（強）、右の写真が補正なし いずれも25mm 1/320秒 ISO2.8 ISO125