3種のフィルターが楽しめる“アクセサリー”「Xマウントフィルターレンズ」:X-A2購入者にはプレゼントも
ボディキャップのようにマウントに取り付けておき、プロテクトフィルター、クロスフィルター、ソフトフィルター付きのパンフォーカスレンズとしても使えるアクセサリーが登場。
富士フイルムが2月5日、「Xマウントフィルターレンズ XM-FL」を発表した。ボディキャップのように、Xマウントのデジタル一眼に取り付けておけ、撮影も楽しめるパンフォーカスレンズ搭載のアクセサリーだ。カラーはシルバーとブラックの2色があり、希望小売価格は1万1900円(税別)。
レンズは4群4枚、絞りはF8固定で、撮影距離は1メートル〜∞。フィルターはプロテクトフィルター、クロスフィルター、ソフトフィルターの3種類があり、レンズカバーと合わせて4つの機能が利用可能。それぞれの機能は、回転式のダイヤルで切り替えられる。ダイヤルには機能に合わせた切り込みがあり、切り込みが1つの部分に合わせるとプロテクトフィルターに、2つの部分に合わせるとクロスフィルターに、3つの部分に合わせるとソフトフィルターになる仕組み。切り込みがない部分がレンズカバーになる。
使用する際には、カメラ側の撮影メニューから「レンズなしレリーズ」をONにする(行う設定にする)必要がある。また、XM-FLはボディとは通信をしないため、一部カメラ側の機能で利用できないものがあるという。例えばAF。パンフォーカスなのでピントを合わせることができない。また、カメラ側でレンズ情報が記録されないほか、撮影画面(液晶モニター、ファインダー)には、F値が「F0」と表示される。
重さは32グラム。対応機種はFUJIFILM X-Pro1、X-T1、X-E2、X-E1、X-M1、X-A2、X-A1。
なお、現在富士フイルムでは、FUJIFILM X-A2の発売を記念して、5月7日までにX-A2を購入したユーザーには、もれなくフィルターレンズをプレゼントするキャンペーンを実施している。
関連記事
- AF性能を大幅に向上、自撮りにも対応したしたミラーレスカメラ「FUJIFILM X-A2」
富士フイルムが、「FUJIFILM Xシリーズ」の新モデルとして、「FUJIFILM X-A2」を発表した。販売は2月26日から。 - 富士フイルム、明るい光学式50倍ズームレンズ搭載「FinePix S9900W」
富士フイルムが2月5日、35ミリ換算で広角24ミリから1200ミリの超ロングズームデジタルカメラ「FinePix S9900W」を発表。2月26日から販売する。価格はオープンで、実売予想価格は3万3000円前後(税別)。 - 富士フイルムこだわりの新色「X-T1 グラファイトシルバー エディション」
FUJIFILM Xシリーズのフラッグシップモデル、X-T1に新色のグラファイトシルバーが登場。単なるシルバーではない、こだわりの色だという。 - 進化したレトロデザインのミラーレス――富士フイルム「FUJIFILM X-E2」
富士フイルムから新型ミラーレス「FUJIFILM X-E2」が登場した。フィルムカメラを思わせるレトロスタイルのボディに「点像復元処理」など先端技術を凝縮。その実写レビューをお伝えしよう。 - 「FUJIFILM X-E1」第4回 ファームウェア「Ver.2.00」を試す
6月から2回のファームウェア提供が行われ、操作性とフォーカス周辺の機能向上が図られた「FUJIFILM X-E1」。その最新ファームを試用した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.