さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。オリンパスプラザ東京で、2015年2月19日から開催予定の渡辺英明写真展「雪の降る街」を案内する。
豪雪地帯と呼ばれる地域を旅した。
雪が一日降り続けるだけで大混乱する東京で生まれて育ち、スキーなどのウィンタースポーツを行わない私にとって、冬の間、大量の雪が降り続く街がどんな風になっているのかを見てみたかったからだ。
雪に包み込まれていた。白の世界だった。
雪は静かに、時には激しく、降っていた。
しかし、街は平穏そのものだった。
雪を、東京は何年か一度やってくる迷惑な訪問者として嫌悪するに対して、街は、冬に訪れる隣人として受け入れているかではないか。
積雪数メートルにもなる圧倒的な気象環境に畏怖することなく、真正面から受け止め、共生する街。その街の景色は、私には少し色っぽく、魅力的だった。
出展作品数:約45点
写真展の詳細
名称 | 渡辺英明写真展「雪の降る街」 |
---|---|
開催期間 | 2015年2月19日(木)〜2月25日(水) |
開館時間 | 10時〜18時(最終日15時終了) |
定休日 | 日曜・祝日 |
入場 | 無料 |
会場 | オリンパスプラザ東京 |
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