LYTRO ILLUMとリビングピクチャが体験できる「LYTRO Studio」がオープン
LYTRO Japanと加賀ハイテックが、神宮前に「LYTRO Studio」をオープンした。LYTRO ILLUMとリビングピクチャが体験できる。一般公開日は土曜日と日曜日。
LYTRO Japanと加賀ハイテックが3月12日、原宿駅から徒歩10分ほどの距離にある渋谷区神宮前に、「LYTRO ILLUM」とそれで撮れる写真「リビングピクチャ」が実際に体験できるスペース、「LYTRO Studio」をオープンした。
LYTRO Studioは、土曜日と日曜日を一般公開日とし、11時から20時の間はLYTRO ILLUMを使った撮影や、LYTRO DesktopがインストールされたPCでの操作、そしてリビングピクチャの作例を実際に見たり、触ったりが楽しめる(3月13日から15日は特別一般公開日)。
水曜日、木曜日、金曜日は予約制営業日としており、LYTRO ILLUMオーナーや 販売店、 アンバサダーがLYTRO ILLUMやリビングピクチャのトレーニング、 クライアントとの商談、 セミナーやイベントの会場として利用する。月曜日、火曜日および祝日は定休日となる。
LYTRO Studio
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-32-3 ニチハタビル1階
TEL:03-6434-0209
LYTRO Studioで開催されたテープカットの様子。左から加賀ハイテック 代表取締役会長の下山和一郎氏、LYTRO バイスプレジデントのジェフ・ハンセン氏、加賀ハイテック 代表取締役社長の関祥治氏
LYTRO ILLUMは、1シャッターで奥行きの情報を含んだ写真が撮影できるユニークなカメラで、その写真は撮影後に任意の場所にピントを合わせたり、被写界深度をコントロールしたりできるという特徴がある。この特徴から、LYTROで撮った写真のことを「リビングピクチャ」と呼んでおり、カメラ本体やスマートフォン、タブレット、PCなどを使うことでその効果が楽しめる。
非常に面白い機能である一方で、2次元の写真のように紙に印刷したりして誰でも楽しめるものではないため、体験してみないことにはその面白さが伝わりにくいという問題もある。LYTRO Studioでは、こうした「体験してみないと分からない」LYTRO ILLUMのリビングピクチャの魅力を示す場として設計されている。興味を持った人は、週末に時間を作って遊びに行ってみるといいだろう。
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