※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。六本木フジフイルムスクエアで、2015年4月17日から開催予定の林忠彦賞受賞記念 中藤毅彦写真展「STREET RAMBLER」を紹介する。
第24回林忠彦賞の受賞を記念した受賞作品展。
「林忠彦賞」は、戦後写真界に大きな足跡を残した写真家・林忠彦(山口県・周南市出身)の多彩な業績を記念し、周南市と公益財団法人周南市文化振興財団が1991(平成3)年度に創設したものです。時代を共有する写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、それを乗りこえ未来を切り開く写真家の発掘を目的に、毎年プロ・アマチュア問わず写真を募集。その受賞者の作品を展示いたします。
今回の受賞作「STREET RAMBLER」は、ハバナ、ニューヨーク、モスクワ、上海、パリ、ベルリン、東京と、20世紀劇的な変化を遂げた7都市の姿が収められています。一貫してストリートスナップを撮り続けてきた作者の集大成とも言える作品で、都市の持つ歴史的意味合いにも思いを馳せつつ、風景とそこに生きる人びとを新しい感覚で捉えています。
また、卓越した技術で表現された、粗い粒子と白黒のハイコントラストの画面は、「都市」の姿を生き生きと見る者の眼に訴えかけます。
写真展の詳細
名称 | 第24回 林忠彦賞受賞記念写真展 中藤毅彦「STREET RAMBLER」 |
---|---|
開催期間 | 2015年4月17日(金)〜2015年4月23日(木) |
開館時間 | 10時〜19時(入場は18時50まで、最終日は16時まで) |
定休日 | 無休 |
入場 | 無料 |
会場 | フジフイルムフォトサロン スペース1 |
関連記事
- 前川貴行写真展「GREAT APES 森にすむ人々」
- 富士フイルム、全応募作品を展示する「“PHOTO IS”想いをつなぐ。30,000人の写真展2015」の募集開始
富士フイルムが3月20日、応募された作品をすべて応募者の希望する会場で展示する「“PHOTO IS”想いをつなぐ。30,000人の写真展」の募集を開始した。写真展は7月17日に東京からスタートし、全国29都市で開催される。 - 河原雅夫写真展「Re-View 6×6」
- ファインダーで光学像と電子像が見られる新体験――「FUJIFILM X100T」
写真愛好家層を中心に人気を集める高級コンパクト「FUJIFILM X100」シリーズの3代目として「X100T」が登場。OVFとEVFが融合した新ファインダーによって、これまでにない視覚体験が楽しめる。 - 富士フイルム、X-Pro1やX100Tなどに付けられる専用サムレストを発売
富士フイルムがFUJIFILM X-Pro1」「FUJIFILM X-E2」「FUJIFILM X100T」「FUJIFILM X30」専用のサムレストを発売する。 - いつか見た、あのフィルムの色を再現できる「FUJIFILM X30」
色にこだわる富士フイルムから、新顔の高級コンパクト「FUJIFILM X30」が登場した。注目は、おもむきのある色が得られる新しいフィルムシミュレーションモードと、より実用的に改良されたビューファインダーだ。 - 「FUJIFILM X-T1」第3回――南信州の遅い春をフィルムシミュレーションで追う
少し遠出をして信州の山村にX-T1を持参、さまざまな被写体でフィルムシミュレーションを試した。 - 富士フイルムに見る、撮像素子開発の継承と蓄積
デジタルカメラの要のひとつが撮像素子。いまは大型化の波が押し寄せているが、振り返ってみると富士フイルムの撮像素子はいつもアイディアにあふれていた。最新作X100Sの「X-TrasnCMOS II」を元に、同社撮像素子開発の継承と蓄積を振り返ってみよう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.