PHP研究所、「迷路絵本」シリーズをiPhone/iPadアプリとしてリリース

PHP研究所は、親子で楽しめる絵本を志向し、140万部を突破した大ヒットシリーズ「迷路絵本」をiPhone/iPadアプリとしてリリースすることを明らかにした。第一弾として「時の迷路」の配信が始まっている。

» 2010年10月25日 12時42分 公開
[ITmedia]

大ヒットシリーズ「迷路絵本」がiPhone/iPadアプリで登場

 PHP研究所は10月22日、ドリームオンラインと共同開発したiPhone/iPad向けエデュテイメントアプリの第一弾として、迷路絵本シリーズから「時の迷路」をApp Storeで配信を開始した。価格は1500円。

 エデュテイメントとは、教育(エデュケーション)と娯楽(エンターテイメント)を合成した造語で、楽しみながら学ぶ学習用のソフトを指す。迷路絵本シリーズは香川元太郎さんの作品で、10万部売れればベストセラーといわれる絵本の世界で、迷路にかくし絵、探し物クイズと遊び要素をふんだんに盛り込み、親子で楽しめる絵本を志向し、140万部を突破した大ヒットシリーズ。

 今回iPhone/iPadアプリとして最初にリリースされたのは、30万部を突破した「時の迷路」。詳細に描かれた各時代の風景の中に迷路が張り巡らされ、かくし絵のクイズを解きながら12の時代を旅していくゲーム感覚のアプリとなっている。


 1ステージには2つの迷路と幾つかのかくし絵やクイズがあり、繰り返し楽しめる内容となっている。また、全12ステージをクリアするとボーナスステージが登場するなど、絵本にはないギミックが盛り込まれており、商品価値を高めている。絵本の値段(1300円)より価格を高く設定しているのもそうした自信があってこそのことだろう。

 同社では今後、「文明の迷路」「自然遺産の迷路」「進化の迷路」「伝説の迷路」「続・時の迷路」「昆虫の迷路」を3カ月ごとにリリースしていくとしている。

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