デジタルガレージは、コンテンツ配信サービス事業者向けのサービスを手掛けるメディアドゥに資本参加し、ソーシャルメディアを生かした電子書籍関連事業を展開する。
デジタルガレージは12月15日、コンテンツ配信サービス事業者向けのサービスを手掛けるメディアドゥに資本参加し、ソーシャルメディアを生かした電子書籍関連事業を展開することを明らかにした。同社は子会社のDGストラテジックパートナーズを通じて、メディアドゥに出資。発行済み株式の約15%を取得し、メディアドゥの藤田恭嗣社長に次ぐ株主となっている。
メディアドゥは、自社開発のコンテンツ配信プラットフォーム「Contents Aggregation System(CAS)」を軸にビジネスを展開。NTTドコモが開始した「ドコモマーケットブックストア」や、ソフトバンクモバイルが開始予定の「ソフトバンクブックストア」で採用されるなどの実績を持つ。
デジタルガレージは今回の出資で、すでに資本・業務提携を行っている米Twitterなどと連携させたソーシャルリーディング的な機能をCASに実装することで事業の拡大を図りたい考え。また、同社が展開する電子決済サービスや広告販売との連携や、電子書籍ビューアのマルチデバイス展開なども視野に入れているという。
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