富士フイルムは、ページ表示とコマ表示の切り替えが可能なAndroid向け電子コミックビューワ「GT-Comic Viewer」を発表した。
富士フイルムは9月16日、ページ表示とコマ表示の切り替えが可能なAndroid向け電子コミックビューワ「GT-Comic Viewer」を発表した。主にコンテンツプロバイダー向けとなり、ソフトバンク クリエイティブがハーレクインが共同で販売している「ハーレクインコミックス」のビューワとして採用されたことも併せて発表した。
GT-Comic Viewerには、コミックのコマ割を自動検出し、ひとコマごとに分割して読む順番を自動設定する同社の独自技術「GT-Scan」が用いられている。スマートフォン向けに配信されている電子コミックの多くが、ページ単位での表示を前提としているが、小さな画面上でも読みやすいコマ単位での表示を求めるユーザーも多い。ページ表示とコマ表示を共存させたソリューションとして、電子コミック市場への展開を検討しているコンテンツプロバイダーから注目されている。
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