ボカロ曲「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」が長編SF小説に

ニコニコ動画などでおなじみの人気ボカロP、家の裏でマンボウが死んでるPの代表曲「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」が、小説として講談社BOXより発売される。

» 2012年11月15日 08時00分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]
Photo 「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」キービジュアル

 「カゲロウデイズ」シリーズのヒットなどで注目を浴びている“ボカロ小説”にニューフェイスが登場だ。人気ボカロPとして知られる、家の裏でマンボウが死んでるPの代表曲「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」が、長編SF小説に生まれ変わる。2013年1月7日に、講談社BOXより刊行予定。価格は、CD付き特装版が2982円、通常版が1260円。

 家の裏でマンボウが死んでるPは、音楽を担当するタカハシ ヨウさんと、イラストを担当する竜宮ツカサさんによる姉弟ユニットだ。代表曲の「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」はニコニコ動画でも100万再生を超える人気作品。この小説版となる今回の作品では、曲の中に収まりきらなかった物語やキャラクターを織り込みながら、小説ならではのエンディングへ読者を導いていくという。

 同時発売となる特装版には豪華コンテンツ満載のCDが付属する。タカハシ ヨウ自ら脚本・音楽を担当したボイスドラマ「クワガタにチョップしたらクローゼットに収納」には、斎藤千和さんや石田彰さん、春名風花さんなどが参加。アフレコ時に収録したキャストトークのほか、主人公の淡路なつみ(CV:斎藤千和さん)が歌う「クワガタにチョップしたらタイムスリップした(Novel Mix)」、小説中でキーマンとなる警官・茂盛剛蔵のキャラクターソング「故に本官の髪型は」も収録している。

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