CCC、2013年の書籍・雑誌の年間販売額が過去最高の1130億円を記録

カルチュア・コンビニエンス・クラブが展開する「TSUTAYA BOOKS」で、2013年の書籍・雑誌の年間販売額が過去最高の1130億円を記録した。

» 2014年02月03日 11時09分 公開
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 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は1月31日、2013年の書籍・雑誌の年間販売額が過去最高の1130億円を記録したと発表した。

書籍・雑誌の年間販売額と店舗数推移(2002年〜2013年)

 対象は、同社が全国展開する「TSUTAYA」と「蔦屋書店」のうち、書籍・雑誌を取り扱う「TSUTAYA BOOKS」(全国742店舗)で、期間は2013年1月から12月まで。1130億円という販売額は前年比103%、昨年同様、書店チェーンの販売額合計として国内最大だという。

 同社ではこの背景として、2003年から展開しているコーヒーを片手に本をじっくり選べる「BOOK&CAFE」スタイルが書籍・雑誌の購入を拡大し、TカードによるDBマーケティングが本の品揃えの充実や読書のきっかけ作りの提供に繋がっている、と分析している。

 2011年以降に出店を進めている超大型店も好調に推移。昨年末には新ブランド「蔦屋書店」を立ち上げて函館市と千葉市に出店、盛岡市にも旗艦店を出店するなど、2014年以降もさらなる販売額の拡大を見込んでいる。

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