カルチュア・コンビニエンス・クラブが展開する「TSUTAYA BOOKS」で、2013年の書籍・雑誌の年間販売額が過去最高の1130億円を記録した。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は1月31日、2013年の書籍・雑誌の年間販売額が過去最高の1130億円を記録したと発表した。
対象は、同社が全国展開する「TSUTAYA」と「蔦屋書店」のうち、書籍・雑誌を取り扱う「TSUTAYA BOOKS」(全国742店舗)で、期間は2013年1月から12月まで。1130億円という販売額は前年比103%、昨年同様、書店チェーンの販売額合計として国内最大だという。
同社ではこの背景として、2003年から展開しているコーヒーを片手に本をじっくり選べる「BOOK&CAFE」スタイルが書籍・雑誌の購入を拡大し、TカードによるDBマーケティングが本の品揃えの充実や読書のきっかけ作りの提供に繋がっている、と分析している。
2011年以降に出店を進めている超大型店も好調に推移。昨年末には新ブランド「蔦屋書店」を立ち上げて函館市と千葉市に出店、盛岡市にも旗艦店を出店するなど、2014年以降もさらなる販売額の拡大を見込んでいる。
代官山 蔦屋書店に年中無休のクリニック開院
一日中過ごせる「蔦屋書店 イオンモール幕張新都心」オープン
宮城県多賀城市、CCCとの連携で2015年夏に新・市立図書館オープンへ
日本最大のTSUTAYA、仙台にオープン――売り場面積は約3000坪Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.