日本推理作家協会は5月12日、第60回江戸川乱歩賞の受賞作品を決定した。受賞したのは下村敦史さんの『無縁の常闇に嘘は香る』。
同賞は1954年に、日本推理作家協会が江戸川乱歩氏の寄付を基に設立された文学賞。過去には、西村京太郎さんの『天使の傷痕』(第11回)、東野圭吾さんの『放課後』(第31回)、池井戸潤さんの『果つる底なき』(第44回)などが受賞している。
下村さんには、正賞として江戸川乱歩像、副賞として賞金1000万円が贈られる。贈呈式は9月5日に帝国ホテルで行われる予定。
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