初めてのハーレクインコミックス、ジャンル別おすすめ15作(2/3 ページ)

» 2015年06月09日 06時00分 公開
[ぶくまる]
ぶくまる

ジャンル2「オフィス」 上司と部下の燃え上がる恋!

 ハーレクインでは、社長と秘書など「上司と部下」の関係性で描かれることが多いオフィスラブ。ビジネスマンとしてのスキルと、女性社員に騒がれる甘いマスク。実力があるからこそ、自信たっぷりの振る舞いに反発しながらも惹かれてしまうのです。

第1位『裏切りの花束』

裏切りの花束

『裏切りの花束』 エマ・ダーシー/藤田和子

 秘書のケイトリンとボスのデーヴィッドは秘密の恋人同士。けれど、彼は私生活を一切明かさず、ケイトリンの家で一夜を過ごすと、朝には出て行ってしまう。バレンタインの朝、ワガママを言って彼を引きとめようとしたが叶わず、ケイトリンは思い悩むが、オフィスには薔薇が届いていた。いったい誰が?


 定番の「上司と部下」の恋愛ものですが、恋に悩みながらも仕事のピンチをうまくチャンスに変えるケイトリンは凛々しく、ビジネスパーソンとしても憧れる女性。デーヴィッドが「有能な秘書」と一目置くのも分かります。仕事上でもお互いを頼もしく思える関係性が魅力的です。

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第2位『恋愛志願』

恋愛志願

『恋愛志願』 サンドラ・マートン/上杉可南子

 投資ブローカーのジェイクは自信家のプレイボーイで、女性とのいざこざの処理は秘書のエミリーに頼っていた。エミリーのことは、有能だが好みとは正反対のため、何とも思っていなかったが、男性に誘われる彼女を見て、なぜかイライラ? その原因が自分でも分からないまま、エミリーの恋愛指南役をすることに。


 恋愛初心者で非常にオクテなエミリーと、1人であれこれ葛藤して空回りするジェイクのコミカルなやり取りが楽しい、ラブコメテイストの作品。ハーレクインにしては珍しく、男性側の心情がメインで描かれているのも特徴です。

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第3位『愛なんて信じない』

愛なんて信じない

『愛なんて信じない』 アマンダ・ブラウニング/小林博美

 インテリア・コーディネーターのジニーと、上司のロークは犬猿の仲。仕事のパートナーとしては息ピッタリだが、ジニーは次々と恋人を変えるロークに呆れ、ロークはジニーを冷血な女性だと思っている。ある日、ロークから「妹の結婚式に恋人のフリをして出席してほしい」と頼まれてしまう。


 2人の皮肉たっぷりの掛け合いが小気味いい本作。ジニーはロークを言い負かすほどの才女ですが、彼女には家族とのあつれきがあり、夢でうなされることも。そんなジニーを、ロークが優しく包みこみ、次第に2人はビジネスパートナー以上の関係に!

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第4位『ボスが誰かのものになる』

ボスが誰かのものになる

『ボスが誰かのものになる』 キャサリン・ガーベラ/桜野なゆな

 ボスのランスに密かに片思いしていた秘書のケイトは、彼が上院議員の娘と婚約したことを知りショックを受ける。絶望していたケイトだが、友人のベッカのアドバイスもあり、諦めずに自身の冴えない見た目を変えることに。メガネを外して服を着替え、見違えたケイトの姿にランスは驚き……。


 自身の努力で、必死に綺麗になろうと頑張るヒロインに元気をもらえます。また、女同士の掛け値なしの友情も素敵なポイント。最後の告白シーンのロマンティックな演出は、女性なら誰もがキュンとすること間違いなしです!

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第5位『オフィスラブのすすめ』

オフィスラブのすすめ

『オフィスラブのすすめ』 リアン・バンクス/鳴神ゆった

 担当会社の社員のリストラをする外部コンサルタントのダミアンは、世間では悪魔と呼ばれていた。そんな彼と短期間ではあるが一緒に仕事をすることになった秘書のエマ。だがエマは、元上司からダミアンをスパイするように指示されていた。務めを果たそうと思いながらも、ダミアンの魅力には抗えず……。


 任務と恋愛の間で揺れるヒロイン、そして、お互いを利用しようと画策しながらも惹かれ合う2人の、少しビターな恋愛模様が描かれています。オフィスラブならではの、大人な駆け引きが魅力です。

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