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Google、電子書籍プラットフォーム中堅のeBook Technologiesを買収
Googleは、電子書籍プラットフォーム開発中堅の米eBook Technologiesを買収。Google eBookstoreの強化が目的とみられる。
Google eBookstoreの強化が目的か
米Googleは1月12日(現地時間)、電子書籍プラットフォーム開発中堅の米eBook Technologiesを買収した模様。eBook Technologiesのサイトでその旨が明記されている。
eBook Technologiesは2004年に設立された電子書籍プラットフォーム開発ベンチャーで、当時から旧Open eBook Forum(現在のIDPF)での標準電子書籍ファイルフォーマット策定などに参画していたことで有名。買収目的や買収金額については不明だが、Google側は年末に電子書籍販売ストア「Google eBookstore」をオープンさせていることもあり、プラットフォーム開発強化および人材確保が主目的と考えられる。
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