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電子ペーパー最大手の台湾E Inkが2011年の生産数を前年の2.5倍と予測:今年は日本市場に注目
電子ペーパー最大手の台湾E Inkは、2011年の電子ペーパーディスプレイの生産枚数が2500万枚になると予測、日本および欧州市場がそのけん引役になるという。
台湾の英文ビジネスニュースサイト「China Economic News」によると、電子ペーパー最大手の台湾E Ink Holdingsは3月1日(現地時間)、2011年の業績予想を明らかにした。
この記事によると、同社では昨年1000万枚だった電子ペーパーディスプレイの生産枚数が今年は2500万枚になると予測しており、そのけん引役として日本市場および欧州市場での電子書籍端末需要の高まりを予想しているとのこと。
E ink製の電子ペーパーディスプレイは、米Amazon.comのKindleシリーズやソニーのReaderシリーズなど、多くの電子書籍端末で採用されている。米E Inkは2009年にディスプレイ製造大手の台湾Prime View Internationalに買収されており、Prime View Internationalは社名をE Ink Holdingsに変更している。同社の2010年の連結売上高は過去最高の252億台湾ドル。
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