TSUTAYA GALAPAGOS、NHKの教育テキストや新鮮日本をラインアップに追加
電子書籍ストア「TSUTAYA GALAPAGOS」のラインアップに、日本放送協会(NHK)の番組と連動したテキストと、朝日新聞社が新たに発行した「新鮮日本」が新たに加わった。
シャープとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が立ち上げたTSUTAYA GALAPAGOSは、運営する電子書籍ストア「TSUTAYA GALAPAGOS」のラインアップに、日本放送協会(NHK)の番組と連動したテキストと、朝日新聞社が新たに発行した「新鮮日本」を追加した。シャープのメディアタブレット「GALAPAGOS」(EB-WX1GJ、EB-W51GJ)のほか、NTTドコモの「ブックリーダー SH-07C」、「GALAPAGOS App for Smartphone」をインストールしたスマートフォンなどで利用可能。
3月24日から提供が開始されたNHKテキスト(電子版)は、日本放送出版協会が発行しているもので、NHKの教育番組「ラジオ 基礎英語」「ラジオ 英会話」「テレビ ビジネスパーソンのための実践!英語でしゃべらナイト」「テレビ リトル・チャロ2」などの番組のテキストとして提供されるもの。価格は350円または450円で、3月末までに41タイトルが並ぶ予定だという。
また、朝日新聞社が3月30日から電子版のみで新たに発行する週刊の電子雑誌「新鮮日本」の取り扱いも開始した。
新鮮日本は、中国語で日本の経済や文化のトレンドを紹介する電子雑誌。中国語と日本語訳のバイリンガル表示に対応しているのが特徴。新創刊に当たり、創刊号から4号連続で無料提供される。以降の価格は1冊当たり250円(定期購読価格は200円)。
関連記事
- 種のバリエーションは目的に合致した遺伝子を生むか――GALAPAGOS Appの狙いは
電子ブックストアサービス「TSUTAYA GALAPAGOS」をシャープ製Androidスマートフォンから利用できるアプリ「GALAPAGOS App for Smartphone」がリリースされた。バリエーションを増やし、利用者の母数拡大を狙う - TSUTAYA GALAPAGOS、シャープ製スマートフォン向けにサービス開始
電子書籍ストア「TSUTAYA GALAPAGOS」がシャープ製のAndroidスマートフォンに対応した。専用アプリ「GALAPAGOS App for Smartphone」をダウンロードすることで、メディアタブレット「GLAPAGOS」とほぼ同等のサービスが利用できる。 - イオン、NTT西、シャープらが連携、GALAPAGOSを用いて家庭向けサービスを提供
イオン、NTT西日本、シャープ、ハーストーリィプラスの4社が、タブレット端末を利用した家庭・家族向けサービスを提供すべく連携。「暮らしサポートサービス」を今秋から提供する。 - 大人のためのGALAPAGOS講座:ミドル世代の視点でみたGALAPAGOSホームモデル
電子書籍には興味を持っていた。これまでの読書体験を超える何かがあるなら、それを試してみたいからだ。果たしてGALAPAGOSホームモデルはそんな期待に応えてくれる製品となっているのだろうか? 元編集者として紙出版を熟知し、現在はフリーの編集・ライターとして活躍する池田氏がGALAPAGOSホームモデルに触れてみた。 - ミドル世代の視点でGALAPAGOSホームモデルを使ってみた
10型クラスのワイド液晶を搭載しながらも汎用性のあるタブレットPCとは一線を画し、電子書籍リーダー端末に特化したGALAPAGOSホームモデル。細部にツメの甘さが残るところもあるが、マジメに作られたハードウェアだと思う。では、ソフトウェアおよびユーザーインタフェースはどうなっているのか、気になる点を確認してみた。 - 電子書籍時代、文芸が生き残るために 芥川賞作家・平野啓一郎さんに聞く
「電子書籍はデリケートな時期。継続的に成り立つ仕組みを考えるべき」――芥川賞作家の平野啓一郎さんは、電子書籍の値崩れや、拙速な出版社不要論にクギを刺す。 - GALAPAGOSをコンビニでも 購入申込書、2万店で配布
シャープの電子書籍端末「GALAPAGOS」は量販店に加え、全国のコンビニで購入申込書を配って販促。「コンビニで買える紙の書籍と同じように、広く一般の人に知ってもらえれば」と期待する。 - シャープの「GALAPAGOS」を実際に買ってみた
シャープのeBookリーダー「GALAPAGOS」が、ついに予約を開始した。店頭では販売されず、直販でのみ購入可能な本製品を購入したところ……。 - メディアタブレット「GALAPAGOS」 予約受け付けを開始
12月3日から、シャープのメディアタブレット「GALAPAGOS」の予約受け付けが始まった。販売は12月10日からの予定。店頭で買って持ち帰ることはできず、申込用紙を郵送するか、直販サイトから申し込むと製品が手元に届く。 - ヨドバシカメラとビックカメラで「GALAPAGOS」の予約受け付けセレモニーを実施
12月3日、シャープのeBookリーダー「GALAPAGOS」の予約販売がスタートする。それを記念して大手量販店で記念セレモニーが開催される。 - 「日常に溶け込むようなものに」――芥川賞作家がGALAPAGOSに寄せる期待
シャープが12月10日に発売するメディアタブレット「GALAPAGOS」と、同日にスタートする電子書籍ストアの「TSUTAYA GALAPAGOS」。ここに芥川賞作家の平野啓一郎氏の新作「かたちだけの愛」が並ぶことになった。同氏初の電子書籍となるが、その平野氏が電子書籍について語った。 - シャープのメディアタブレット「GALAPAGOS」、12月10日に発売
シャープが電子書籍端末の発売計画を7月に明らかにして約4カ月、いよいよ同社のメディアタブレットが12月10日に市場に登場する。新たな読書体験の創生につながるか。 - TSUTAYA GALAPAGOSで買えるコンテンツをチェックする
11月29日に全容が明らかになったシャープのeBookリーダー「GALAPAGOS」。まずはどのようなコンテンツが用意されているのかをチェックした。 - 電子書籍や映像・音楽配信「TSUTAYA GALAPAGOS」 シャープとCCC、12月にオープン
シャープ製電子書籍端末「GALAPAGOS」向けに、新聞や雑誌、映像、音楽などを配信するコンテンツストア「TSUTAYA GALAPAGOS」が12月にオープン。 - ガツンとした骨太のネーミングをあえて採用した――シャープ「GALAPAGOS」
シャープが電子書籍端末「GALAPAGOS」を12月に投入する。そのネーミングはどのように決まったのかなど、気になるところを関係者に聞いた。 - スマートフォンはデバイスで差別化、コンテンツは“GALAPAGOS”を訴求――シャープ
2010年度の冬春の商戦期に向けて、国内メーカー最多となる5台のスマートフォンを投入するシャープ。同社が目指すスマートフォン事業、そしてコンテンツプラットフォーム「GALAPAGOS」との関係とは。シャープの大畠氏が説明した。 - 外観とUIを速攻チェック――写真で見る「GALAPAGOS」端末
シャープは新たな電子書籍サービス「GALAPAGOS」の対応端末として、モバイルタイプとホームタイプの2種類をラインアップ。それぞれ何が違うのか。そしてGALAPAGOS端末では何ができて、どんな工夫が施されているのか - 端末とサービスが“進化”する――シャープが「GALAPAGOS」に込めた意味
インパクトのある名称で発表されたシャープのクラウドメディアサービス「GALAPAGOS」。その第1弾となるのが電子書籍事業だが、GALAPAGOSは電子書籍にとどまらない情報サービスを目指す。同社がGALAPAGOSに込めた意味とは。 - その名も「ガラパゴス」 シャープの電子書籍端末、12月に発売
シャープが電子書籍事業のブランド名を「GALAPAGOS」(ガラパゴス)に決定。電子書籍端末や配信サービスをリリースする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.