北九州市は5月21日、「林芙美子文学賞」の創設を発表した。
同賞は地元ゆかりの作家・林芙美子さんにちなんだもので、今年度は8月から募集を開始する予定。受賞作は2015年1月に発表となるほか、中央公論新社の雑誌『婦人公論』で掲載予定。
応募条件は原稿用紙50枚以内の未発表の短編とし、テーマやジャンル、応募者の性別は問わない。選考委員は直木賞作家の角田光代さん、井上荒野さん、芥川賞作家の川上未映子さんの3人の女流作家で、大賞賞金は100万円。
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