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デジタルで生き残るために 漫画家・鈴木みそが京都でセミナー
デジタルコミックセミナー「四畳半マンガ家のためのデジタル戦略講座」の第2弾が8月1日、「京都国際マンガミュージアム」で開催される。
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国内外の漫画に関する資料の収集・展示を行っている「京都国際マンガミュージアム」で8月1日、漫画家・鈴木みそさんによるデジタルコミックセミナー「電子コミック時代の漫画家生存戦略」が開催される。主催は京都市とNPO法人NEWVERY トキワ荘プロジェクト。
これは、鈴木みそさんの漫画『でんしょのはなし』(電子書店「eBookJapan」のWeb誌『KATANA』で連載)の出版を記念したもので、3月に開催されたデジタルコミックセミナー「四畳半マンガ家のためのデジタル戦略講座」の第2弾に当たる(第1弾のセミナーリポートはこちら)。
セミナーでは、KDP(Kindle Direct Publishing)で年間1000万円の売り上げを達成し、漫画家による電子書籍出版の先駆けとしても知られる鈴木みそさんが登壇し、電子化が進む漫画業界における生存戦略を語るほか、トキワ荘プロジェクト代表の菊池健さんにより、電子コミックの最新事情も紹介される。
対象は、関西在住のプロ漫画家や、漫画家志望者、漫画を教えている教師、漫画を学ぶ生徒など。セミナー受講料は無料だが、同館の入館料(大人800円、中高生300円、小学生100円)が必要。
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