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文藝春秋は7月28日、第153回芥川龍之介賞を受賞した『火花』(又吉直樹)の大幅増刷(16刷)を発表。受賞後すぐに決定した重版分も完売状態となっているため、さらに20万部の重版を行う。これにより、累計発行部数は144万部となる。
電子書籍版も7月26日時点で7万4088ダウンロードを突破し、Amazon Kindleストア、iBooks Store、楽天Kobo電子書籍ストア、紀伊國屋書店Kinoppyなどの主要電子書店でランキング1位を獲得。コミックが主流となる電子書籍で10万ダウンロードに迫る勢いを見せている。
「火花」は、売れないお笑い芸人の徳永と先輩芸人・神谷の交流を描いた中編小説。自伝的な内容も含んだデビュー作で、掲載された『文學界』が異例の増刷を行うなど話題を集めている。
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『火花』の冒頭部分はオフィシャルサイトでも試し読み可能。単行本は3月に刊行予定。
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