Windows XP,Professional Editionアップグレード版は2万3800円

【国内記事】 2001.09.19

 マイクロソフトは9月19日,同社が11月16日に発売する予定の「Windows XP 日本語版」の推定小売価格と製品パッケージ構成を発表した。同社がプレローンチイベントと位置付ける「WORLD PC EXPO 2001」の会場である幕張メッセ近くのホテルで,記者発表会が開催された。Windows XP Professionalのアップグレード版の価格は2万3800円。また,Windows Messengerを使った「PC to Phoneサービス」の開始や,64ビットのWindows OS「Windows XP Professional 64-bit Edition」を発売することも併せて明らかにしている。

発表されたWindows XPのパッケージ

 この日,同社のリチャード・ベルーゾ社長が,米国同時多発テロの影響で来日を取り止めたため,同社日本法人の阿多親市社長が代打として冒頭の挨拶を行った。同氏は,「Windows 2000 Professionalのユーザーにもアップグレードを促すため,同OSからのアップグレードユーザーに対しては期間限定の特別アップグレード版を用意した」と話す。

 Professionalの価格は,スタンダード版が3万5800円,アップグレード版が2万3800円,Windowos 2000からの期間限定(2002年2月末まで)の特別アップグレード版が1万5800円,そしてアカデミックアップグレード版は2万800円となっている。一方,Home Editionはスタンダード版が2万5800円,アップグレード版は1万3800円。

 またこの日,ADSL事業を展開するイー・アクセスは,Windows Messengerを使ってPCから公衆網上の電話への通話を可能にする新サービス「PC to Phoneサービス」を提供すると発表している。

 一方,マイクロソフトは新しいサポートサービスを導入することも明らかにしている。まず,ソフトウェアの不正コピーを防止するために考案されたWindowsのライセンス認証(Activation)は,24時間365日間登録を受け付ける。また,Office XPから新たに開始された土日のサポートや,期限を設けないインシデント制度も導入される。インシデント制とは,1つの質問に対する回答が完了するまでを1インシデントとするもので,Windows XP Professionalは3インシデント,Home Editionでは2インシデントが付与される。

 Windows XP Professional 64-bit Editionに関しては,プリインストールのみの提供になり,パッケージ販売はしないとしている。阿多氏は,64ビットパソコンの登場で仮想メモリが32ビットの4000倍になることを強調し,CADや3Dグラフィックエンジニアだけでなく,数年後の一般への普及でコンピューティングに新たな可能性がもたらされるとしている。

 Windows XPのシステム要件は,CPUはPentium II/300MHz以上,Professionalは2CPU,Home Editionでは1CPUまでとなっている。また,メモリは128Mバイト以上,ハードディスクは1.5Gバイト以上が必要としている。

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[怒賀新也 ,ITmedia]



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