| エンタープライズ:ニュース | 2003/12/08 14:33:00 更新 |

マイクロソフト、ハイテク犯罪を対象とした警察対応窓口を設置
マイクロソフトは、ハイテク犯罪の防止・解決に向けた活動の一環として、全国の都道府県警察からの問い合わせに対応する専用窓口を開設した。
マイクロソフトは12月8日、ハイテク犯罪の防止・解決に向けた活動の一環として、全国の都道府県警察からの問い合わせに対応する専用窓口を開設した。
ITの進展により利便性が高まる一方で、それを悪用したハイテク犯罪を中心とした犯罪への脅威も急速に増加している。このような現状を踏まえ、同社は、警察対応窓口を設置し、オークションサイトやP2Pによる著作権侵害行為や、コンピュータウイルスの頒布行為などのネットワーク上の不正行為に対する捜査協力を行う。
ハイテク犯罪の解決に向けた活動の支援にあたっては、「JIS Q 15001」のガイドライン、個人情報保護法に沿った個人情報保護に関するコンプライアンスプログラムに従って、その取り扱いに細心の注意を払うとしている。
警察庁の「平成15年上半期のハイテク犯罪の検挙及び相談受理状況等について」によると、2003年上半期のハイテク犯罪の検挙数は、532件と前年同期比で44件、約9%増加。ハイテク犯罪等に関する相談受理件数は1万9097件で前年同期の9092件と比べ、約2.1倍に増加している。
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[ITmedia]
