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2004/03/18 15:49 更新


SonicWALL、6月より不正侵入防御サービスを提供

SonicWALLは6月より、セキュリティアプライアンス「SonicWALL PRO 4060/3060/2060」と「SonicWALL TZ 170」上で利用可能な不正侵入防御サービスを提供する。

 SonicWALLは3月18日、同社が提供するセキュリティアプライアンス「SonicWALL PRO 4060/3060/2060」と「SonicWALL TZ 170」上で利用可能な「Intrusion Prevention Service(不正侵入防御サービス)」を追加することを明らかにした。

 SonicWALL PROシリーズやSonicWALL TZ 170は、ファイアウォールとIPSec-VPNの機能を提供するアプライアンス製品で、中〜小規模企業やSOHOなどをターゲットとしている。昨年後半からはこれに、コンテンツフィルタリングやウイルス対策サービスが加わった。

 このたび追加されるIntrusion Prevention Serviceは、従来のセキュリティ機能を強化し、ポートスキャンやパケットレベルでの侵入、サービス妨害(DoS)攻撃などから企業を守るためのもの。ステートフル・ディープ・パケット・インスペクション・エンジンとシグネチャの双方を活用することにより、バッファオーバーフローをはじめとする脆弱性を狙った攻撃やワームやバックドアによる攻撃をブロックするという。

 このサービスはまた、シグネチャのアップデート機能やポリシーに基づく管理機能もサポートしている。

 SonicWALL向けのIntrusion Prevention Serviceは、6月より提供開始となる予定だ。価格は未定。

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