開催にあたり

スマートデバイス EXPO 〜次世代を見据えたデバイス開発〜 iPhoneの爆発的な普及を皮切りに、スマートデバイス開発競争は激化。その後のAndroidの登場により、オープンソフトウェアプラットフォームの活用も加速している。その勢いは、スマートフォンにとどまらず、タブレットPCや電子書籍端末のようなスレート型端末、さらには車載情報機器/医療・産業機器などあらゆる分野へ波及しつつある。

スマートフォンをはじめとするスマートデバイスに注目が集まる“今”、われわれエンジニアはさらに先を行く、“次世代”を見据えたデバイス開発へと歩を進めなければならない――。

今回の「スマートデバイス EXPO」では、業界有識者やスマートデバイス開発の最前線にいるエンジニア、企業を招き、注目の講演や最新資料の提供などを通じて、スマートデバイスの開発に携わるすべてのハードウェア/ソフトウェアすべてのエンジニアがいま知っておくべき、押さえておくべき「キーテクノロジー」を、そして、激化する次世代スマートデバイス開発競争に「勝つためのヒント」を提示する。

開催概要

〜ご好評につき3月8日まで会期延長〜

名称  :スマートデバイス EXPO 
会期  :2011年2月16日 10:00 〜 3月8日 17:00
形式  :オンラインイベント
主催  :ITmedia Virtual EXPO 実行委員会
企画  :@IT MONOist、EE Times Japan、環境メディア
後援  :経済産業省
参加費 :無料

※本イベントはオンライン上で開催される、バーチャルイベントです。

基調講演

シャープにおけるAndroidスマートフォンの開発現場 シャープにおけるAndroidスマートフォンの開発現場

講演内容
シャープは、2010年6月に投入した初のAndroid端末「IS01」以降、スマートフォン分野で先進的かつ魅力的な端末を続々と発表している。特に、Android搭載スマートフォンにおいては、3D液晶、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信など日本国内でニーズの高い機能を他に先駆け開発し、日本国内におけるAndroid端末市場をけん引している。そんなシャープが考えるAndroidの魅力、Android端末開発における戦略とは?

講演者:小林 繁 氏
所属:シャープ株式会社 通信システム事業本部 商品開発センター 商品企画部 係長

プロフィール
1998年 京都大学工学研究科を修了後、シャープ株式会社に入社。Linuxベースの情報商品を開発する緊急プロジェクト等に参画したのち、2005年よりKDDI様向け携帯電話事業の立ち上げと商品企画を経験する。現在は通信システム事業本部内において、主にAndroidスマートフォンの商品企画や開発者プロモーションのグループリーダーを担当している。

配信期間:2011/2/16-3/1

iPhoneを支える電子部品の将来 iPhoneを支える電子部品の将来

講演内容
音楽とエンターテイメントを出身母体とするiPhoneは、従来の携帯電話機やスマートフォンに属さない新ジャンルの通信機器として確固たる地位を築いた。どうしてこのようなことが可能になったのだろうか。電子部品から見ると、実装技術が重要だと言える。タッチパネルや高精細ディスプレイ、手のひらサイズながらPC並みの処理能力は、いずれも高度なゲーム機能やHD動画などのエンターテイメントを実現する上で不可欠である。これらの機能を狭い空間に搭載した手法を解説する。もう1つの特長は、各種センサーを搭載するだけでなく、使い手の動きと一体化して動作するように設計したことだ。iPhoneがどのように機器にセンサーを組み込んだのか、紹介する。

講演者:柏尾 南壮 氏

プロフィール
タイ生まれのタイ育ちで自称「Made in Thailand」の柏尾南壮(かしお みなたけ)氏は、1994年10月、フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズを設立し、法人格は有していないが、フリーならではのフットワークの軽さで文系から理工系まで広い範囲の業務をこなす。顧客の多くは海外企業である。文系の代表作は1999年までに制作された劇場版「ルパン三世」各作品の英訳。主力の理工系では、携帯電話機の分解調査や分析、移動体通信を利用したビジネスモデルの研究に携わる。
近著『iPhoneのすごい中身 手の中に広がる最先端技術の世界』(日本実業出版社)

配信期間:2011/2/16-3/1

特別講演

いま、日本のモノづくりは大きな転換点にある
〜ソニーとグーグルでの経験から言えること〜
いま、日本のモノづくりは大きな転換点にある<br>〜ソニーとグーグルでの経験から言えること〜

講演内容
これからは車も電気自動車に置き換わって行き、テレビもネットワーク対応が標準になって行くが、そこで求められるのはIT系のスタイルやスピードになると思われる。また、デバイスにだけ注力しても駄目で、車であれば交通網やエネルギー供給網、移動体通信網などのインフラとの連携、家電であればクラウドやネットワークとの連携などの、生態系全体を包括したアプローチを考えて行く必要がある。これからの日本の物作りにおける発想の転換として何が求められているのかを考える。

講演者:辻野 晃一郎 氏
所属:アレックス株式会社 代表取締役社長兼CEO グーグル日本法人前社長

プロフィール
1957年福岡県生まれ。84年に慶応義塾大学大学院工学研究科を修了し、ソニーに入社。88年にカリフォルニア工科大学大学院電気工学科を修了。VAIO、デジタルTV、ホームビデオ、パーソナルオーディオ等のカンパニープレジデントを歴任した後、2006年3月にソニーを退社。翌年、グーグルに入社し、その後、グーグル日本法人代表取締役社長に就任。2010年4月にグーグルを退社し、アレックス株式会社を創業。現在、同社代表取締役社長兼CEOを務める。
近著『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』(新潮社)

配信期間:2011/2/16-3/1

ゴールドスポンサー

インテル株式会社

インテルのブースではマイクロソフト様をお招きした特別対談ウェブキャストを公開中です。2011年の組込み市場における重要なキーワード「コネクテッド」「インテリジェント」について事例とともにわかりやすく解説をしています。

コべリティ 日本支社

2003年、米国スタンフォード大学のコンピュータ学部の研究室で産声を上げたCoverity,Inc. は今や、静的解析のトップベンダーとして、世界中で1000社以上のお客様に御採用いただいております。日本国内では、東芝、三菱電機、NECなどの70社を超えるお客様に採用されており、ますます複雑化するソフトウェア開発の早期段階で、深刻な不具合を検出、修正するのに役立てていただいています。

ルネサス エレクトロニクス株式会社

ルネサスのブースでは、マイコンを中心とする幅広い製品情報と各種ソリューションを一気にご覧いただけます。WEBキャストでは、Embedded Technology2010の当社ブース内で最も人気を博したローエンドモデルの新ローパワーマイコン「RL78」のプレゼンテーションを再現。従来の78K、R8Cの優れた技術を継承した優れものです。エコも性能も短期開発もコストも欲張りたいエンジニアの方、必見!ご来場をお待ちしております。

富士通セミコンダクター株式会社

富士通セミコンダクターブースにお立ち寄りください。今、全世界が注目しているARM Cortex(TM)-M3搭載のグローバルマイコン、「FM3ファミリー」をいろんな角度からご紹介しています。当社先進の「ECO & SMART」ソリューションによって「デバイスが変わる」姿をご覧ください。また、話題の「スマートシティ」実現の‘心臓部’を担う半導体デバイスの話をたっぷりとお聞きください。

シルバースポンサー

ソフトバンクモバイル株式会社

「人からマシンへ」
ソフトバンクではM2Mビジネスを通じて既成概念にとらわれず、創造・変革を通じ社会貢献に繋げることを目指しています。
今回、スマートデバイスEXPO出展を通じてM2Mビジネスへの取り組みについて、ビジネスケースを交えながらご紹介します。

メディアスポンサー

Canon Communications Japan合同会社

『EDN Japan』は、全世界で25万部を発行する電子技術情報誌『EDN』の日本版です。世界中の技術情報を毎号無償でお読みいただけます。エンジニアの方限定で購読が可能。購読するには『EDN Japan』への読者申し込み(無償)が必要となります。雑誌版の他にオンラインで読める電子ブック版でもご登録いただけますので、是非ご登録ください!

Tech Village(CQ出版社)

CQ出版社が運営する電子・組み込み技術の総合サイト「Tech Village」は、「組み込みネット」、「半導体ネット」、「実装ネット」、「電子回路ネット」から構成されています。ここでは,2月25日(金)に開催する無料のイベント「組み込みネットワーク&クラウド開発技術ワークショップ」の公式ガイドブックや、CQ出版社の図書目録、2月〜3月に開催する技術セミナの情報などをご紹介いたします。

特別講演

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いま、日本のモノづくりは大きな転換点にある 講演者:辻野 晃一郎 氏 これからの日本の物作りにおける発想の転換として何が求められているのか? テレビもネットワーク対応が標準になって行くが、そこで求められるのはIT系のスタイルやスピードになる...

プレゼント情報

同時開催EXPO