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「独立系ソフトウェアベンダー」を強力に支援するIBMの意図(5/5 ページ)
日本IBMは現在注力している独立系ソフトウェアベンダーの支援について紹介する。目指すのは、アプリケーションの部品化によるエコシステムの構築だ。(特集:顧客満足度ナンバーワンSEの条件)
IBMとしては、WebSphereに含まれるInformation Integratorなどの機能により、データ間の統合を行うことが可能になるとしている。
日本IBMは2004年の12月、IBMミドルウェアに対応し、業種に特化したソリューションを持つISV向けに、「IBM PartnerWorld Industry Networks(PWIN)」と「ISV Advantage for Industries」の2つのプログラムを国内で開始した。これは、ワールドワイドで行われているパートナー支援プログラム「PartnerWorld ISV」の一環だ。
PWINが対象とする業種は、文教、自動車、銀行、金融、官公庁、ヘルスケア/ライフ・サイエンス、保険、小売、通信の9つ。参加ISVは、日本IBMの検証施設「東京イノベーションセンター」での技術支援や技術コンサルテーションを受けられる。これにより、WebSphere、DB2などに対応した業種特化ソリューションを、短期間、低コストで開発できる。また、日本IBMのホームページにおいて、参加したISVの業界特化ソリューションが紹介される。
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