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NTT東日本、在宅勤務の全社導入を検討:5月よりトライアル実施
NTT東日本が在宅勤務制度の全社導入を検討していることが分かった。5月にトライアルを開始し、200名が応募したという。国内ではNECや日本HP、NTTデータなどが相次いで在宅勤務の制度化を決定している。
NTT東日本が在宅勤務制度の全社導入を検討していることが分かった。5月に在宅勤務のトライアルを開始し、200名が応募したという。
NTT東日本の広報によると、「現在はトライアルの内容を含め、在宅勤務の制度化に向けた検証を進めている」段階。どの職種で制度を取得できるかなどの詳細は、検証に基づいて決定していくとしている。在宅勤務において問題となるセキュリティ対策としては、シンクライアントや同社の次世代ネットワーク(NGN)を活用する見通しだ。
国内では、NECや日本HP、NTTデータなどが在宅勤務制度の導入を決定している。いずれもトライアルに1年以上の期間を要し、そこで得られた検証結果を制度の実施に役立てている。
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