NTTコミュニケーションズは10月16日、企業内のセキュリティ関連機器のログを24時間体制で監視する「セキュリティログ管理サービス」をSaaS(サービスとしてのソフトウェア)方式で開始した。同社の統合VPNサービス利用企業が対象となる。
同サービスでは、NTTコミュニケーションズのセキュリティオペレーションセンター(SOC)と顧客企業のネットワークをVPN接続する。SOCがセキュリティ機器の死活監視やログのログ収集、保管、潜在的なセキュリティリスクの分析、報告、ヘルプデスクサービスを行う。
また、オプションメニューでセキュリティ対策のアドバイスリポートや、リアルタイムのアラート通知、ログの提出、セキュリティ機器導入をセットにパッケージサービスも提供する。
参考価格は、国内拠点にUTM(統合脅威管理製品)を5台運用するケースで、初期費用が約17万円から、月額費用が約30万円からとなる。
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