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不動産情報のCHINTAI、あいまいなイメージから理想の街を自動で推薦:ライフスタイルで住宅を決める
性別や年齢、住みたい街のイメージやライフスタイルといったあいまいな情報から、理想の街や物件を調べられるサービスを、不動産賃貸情報のCHINTAIが開始した。
不動産賃貸情報のCHINTAIは12月16日、お勧めの街や住宅情報を自動で新サービス推薦する「住むマチ サーチ」を、同社のWebサイトで開始した。
住むマチ サーチは、住みたい街と雰囲気や条件が似ている街を探し出すもの。ライフスタイルやこだわり、街の雰囲気やイメージ、住環境といった要素を数値化して、似ている街を判断する仕組み。ユーザーは性別や通勤時間、趣味、住みたい街の特徴などを入力すると利用できる。
同サービスでは「住むマチ カウンセリング」と「似たマチ サーチ」という2つの機能を提供する。住むマチ カウンセリングは、プロフィールや通勤時間といった基本情報を入力した後、12種類のライフスタイルと暮らしたい街のイメージ8種類から希望に近い項目を入力すると、理由とともにお勧めの街を表示する。似たマチ サーチは、予算や通勤距離などから雰囲気や条件が似た別の街を検索できる。
新サービスには、検索システム開発を手掛けるALBERTの自動推薦エンジン「Bull's eye」の機能を使っている。従来の不動産サイトでは住みたい地域や路線を指定して物件を探す方法が一般的だが、自動推薦を取り入れることで、ユーザーが求める物件を直感的に探せるようになった。
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