ニュース
コカ・コーラ、新製品のプロモーションにmixiを活用:20〜30代女性にブランド訴求
日本コカ・コーラは女性向け炭酸飲料の販売促進にmixiを活用する。Webマーケティングを通じて新製品のブランドを訴求する。
日本コカ・コーラは12月17日、女性向け炭酸飲料の新製品「コカ・コーラ プラス」の販売促進に、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のmixiを活用すると発表した。新製品のブランドを20〜30代の女性向けに訴求するのが狙い。
商品を発売する1月5日に「コカ・コーラ プラス」のキャンペーンページをmixiで開設。コカ・コーラは、テレビドラマ「SEX AND THE CITY」で主演を務めたサラ・ジェシカ・パーカーさんをイメージキャラクターに起用し、mixiを使う芸能人向けに発行される「公認アカウント」を取得する。
公認アカウントを取得すると、日記やフォトアルバムといった機能を通じて、マイミクシィに登録したユーザーと交流ができる。同社は、パーカーさんをマイミクシィとして登録したユーザーに、日記やメッセージなどを使って美容健康やファッション情報を提供する。パーカーさんとは別のオリジナルキャラクターも登録して、情報を発信するという。プロモーション期間は1年間。
mixiを活用した販売促進を行う理由として日本コカ・コーラは「新製品は毎日の生活にプラスを提供するというコンセプトがある。mixiはログイン率が高く、ターゲットとなる女性が毎日キャンペーンページに訪れる可能性が高いと判断した」とコメントしている。
関連記事
- CRMの新潮流:客を探せ――格闘する日本企業
企業にとって顧客の開拓は生命線だ。インターネットの登場でその手法に変化が起きつつある。「コラボ携帯」で顧客を開拓する端末メーカーなど“客探し”に奮闘する日本企業を取材した。 - Teradata PARTNERS 2008 Report:コカ・コーラウエストの成長を支える自販機支援システム
ラスベガスの「Teradata PARTNERS 2008」では、コカ・コーラウエストが先進事例を紹介した。同社は多種多様な飲料を開発、世界でも類を見ない自販機チャネルを効率的に運用することで成長を維持している。 - コカ・コーラとNTTドコモ、自販機のFOMA活用を強化
コカ・コーラとNTTドコモは、自動販売機とFOMAを連携させ、業務改善を図る新システムを導入する。 - Web2.0時代でCRMは次世代型に:レゴもコカ・コーラも学んだ「経験」の価値
顧客側が望む企業との接点を管理する新しい手法、CEM(顧客経験管理)が脚光を浴び始めた背景には、Web2.0の浸透があった――。 - グローバル展開を見据えて:ユニクロが新たなユーザー参加型プロモーション 東京をテーマにGoogle Maps活用
グローバル展開を視野に入れるユニクロは、プロモーション活動の一環として東京をテーマにしたユーザー参加型コンテンツを公開した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.