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Ciscoの無線LAN製品に脆弱性、アップデートで対処:複数が存在
Cisco Wireless LAN Controllerなどの製品にDoSと権限昇格の脆弱性が存在する。
米Cisco Systemsは2月4日、Wireless LAN Controllerの脆弱性に関するアドバイザリーを公開し、サービス妨害(DoS)などにつながる問題を修正した。
脆弱性が存在するのは、Cisco Wireless LAN Controller(WLC)、Catalyst 6500 Wireless Services Module(WiSM)、Catalyst 3750 Integrated Wireless LAN Controllerの各製品。それぞれソフトウェアアップデートを公開して対処している。
問題が悪用されると、サービス妨害(DoS)攻撃を仕掛けられたり、権限を昇格されたりする可能性がある。共通指標CVSS 2.0による危険度評価は、最も高いもので「9」(最高値10)となっている。
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Ciscoによれば、この脆弱性を実際に悪用したエクスプロイトが出回っているという。
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