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日本HP、ブレードサーバ向けメザニンスロット用SSDを発表
日本HPは、ブレードサーバ製品のPCI Expressインタフェースに接続して利用するメザニンスロット用の半導体ストレージを発表した。データベースのキャッシュ用ストレージなどの用途が想定される。
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は3月16日、HP BladeSystem c-Classの各モデルに搭載されているPCI Expressインタフェースに直接接続する半導体ストレージ「HP StorageWorks IOアクセラレータ 高速半導体ストレージ」を発表した。
同製品はHP BladeSystem c-ClassのPCI-Express x4に接続して利用するメザニンスロット用SSD。スループットは1秒当たり最大700Mバイト。SSDの特性を生かしたランダムアクセス性能が特徴で、SASインタフェースのHDDに比べ、約300倍となる最大100K IOPSを実現する。リード時の遅延は50マイクロ秒以下で、データベースのキャッシュ用ストレージなどの用途での使用が主に想定される。OSは64ビットのWindowsおよびLinuxをサポートする。
容量は80Gバイト、160Gバイト、320Gバイトの3製品が用意され、価格は63万円から。いずれも3月下旬に出荷開始予定。1日当たり5Tバイトの書き換えを想定した場合で、15年の製品寿命になるとしている。
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