ニュース
Sun、3ペタバイトのWebアーカイブ「Wayback Machine」をホスティング
毎月100テラバイトのペースで増え続ける非営利団体Internet Archiveのデータサービスを、コンテナ型データセンターSun MDでホスティングする。
米Sun Microsystemsは3月25日、米非営利団体Internet Archiveが運営するWebアーカイブサービス「Wayback Machine」の全データを保存・提供するために新たなデータセンターを立ち上げたと発表した。
Wayback Machineには1996年以降の世界中のWebサイトが保存されており、ユーザーはそうしたサイトを無料で閲覧できる。2008年末の時点でデータは3ペタバイトを超え、今後月当たり100テラバイトのペースでの増加が見込まれている。
Internet ArchiveはこれらのデータをSunの米カリフォルニア州サンタクララのデータセンターに移管。Sunがコンテナ型データセンターのSun MDプラットフォームを利用し、Solaris 10およびSolaris ZFSを搭載したSun Fire x4500システムでサービスをホスティングする。
関連キーワード
データセンター | ホスティング | Solaris | クラウドコンピューティング | Sun Microsystems(サン・マイクロシステムズ) | ZFS(Zettabyte File System)
関連記事
- Sun、クラウドコンピューティング市場に本格参入
- Sun、輸送コンテナ型データセンターを投入
- Sun、環境に優しい新データセンターを開設
Sunが本拠地サンタクララに開設したデータセンターは、年間約30%のエネルギー節約を実現するという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.