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MS、Windows 7のRC版インストールでの注意点を説明:βからのアップグレードは非推奨
Windows 7のβ版ユーザーに対し、Vistaに戻してからのインストールか、クリーンインストールを奨励している。
米Microsoftは4月7日、Windows 7のRC(リリース候補)版インストールについての注意点を公式ブログで説明した。
Microsoftは現在アップグレードプロセスを調整しており、サポートする「アップグレードシナリオ」はWindows VistaからWindows 7へのアップグレードのみだという。そのため、Windows 7のβ版をインストールしているユーザーに対しても、VistaにダウングレードしてからRCをインストールするか、クリーンインストールを行うよう推奨している。また、問い合わせが多いWindows XPからのアップグレードについても、サポートしていないとあらためて強調した。
Windows 7の開発チームは、現在数百万人がWindows 7βをフルタイムで使っていることを認識しており、「どうしてもβ版からRCにアップデートしたいユーザーのために」バージョンチェックを回避してアップデートする方法を紹介している。社内で実践した結果、幾つか問題が発生したが、それらを修正する予定はないという。β版はあくまで製品版へのフィードバックのために提供しているものであり、β版からRCへのアップグレードのサポートは、ベストな製品版を提供するという本来の目的からは外れるとして、理解を求めている。
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